麻酔科必携 周術期のリスク管理
: 水本一弘/山本達郎/垣花 学/加藤里絵/佐藤暢一
シリーズ第5巻は,「周術期のリスク管理」に対処するための一冊.近年,医療機器・モニタリング・薬剤の開発および種々のガイドライン導入により、麻酔・周術期管理の質は格段に向上した。一方、高度・複雑化する医療の中,多職種協働が進み,ノンテクニカルスキルによる有害事象も増加している。また,専門医認定・更新では、安全、感染および倫理の研修が必須となり、求められる知識と技能は専門分野外にも拡大している。現状に対応し,安全対策・感染予防・合併症管理で実践できる情報を一冊に集約.各項目,現場を熟知し,実践してきたエキスパートが解説する.手術室や周術期外来でこの一冊が即戦力となる.
1 周術期の安全対策
1 麻酔前診察と説明・同意取得
[B]周術期口腔ケア
2 常用薬の周術期管理
[T]ペイシェントフローマネジメントと周術期管理チーム
3 抗血栓療法と処置・カテーテル管理
4 薬剤誤投与防止対策(誤接続防止コネクター)
5 手術室と電気設備
[K&P]手術室内の騒音とBGM
6 災害に対する備え1:火災
7 災害に対する備え2:地震
[OPA]KYT(危険予知トレーニング)とKYK(危険予知活動/行動)
8 X線装置の適正使用
9 周術期患者の体温管理
10 チェックリストの活用
[T]TeamSTEPPSⓇ
11 気道確保の方策(導入編)
12 気道管理の方策(抜管編)
13 手術室での心停止とその対応
14 異物体内遺残防止
15 アクシデント発生時の対応
[T]周術期医療チームに必要な心理的安全性
16 臨床工学技士の役割
17 サテライトファーマシー
18 チーム医療とノンテクニカルスキル
[T]レジリエンス・エンジニアリング
2 周術期の感染予防
1 消毒と滅菌
2 周術期の抗菌薬使用法
[K&P]術中管理と術後感染
3 針刺し事故の予防
4 カテーテル関連感染の予防
5 飛沫感染・空気感染の予防
6 輸血関連感染症と自己血輸血
7 スタンダードプリコーションとマキシマルプリコーション
3 周術期の合併症管理
1 循環器系
1)心筋虚血・急性冠症候群
2)アナフィラキシーショック
[B]エピネット
3)危険な不整脈
2 呼吸器系
1)肺血栓塞栓症
2)周術期誤嚥性肺炎
3)気胸
4)気管支喘息
[OPA]喉頭痙攣とlaryngospasm notch
3 神経・筋系
1)神経障害(中枢)
2)神経障害(末梢)
3)悪性高熱症
4)覚醒遅延の鑑別
5)局所麻酔薬中毒
6)術後せん妄
7)術中覚醒
[T]SedasysⓇとロボット麻酔
8)麻酔と認知機能
9)周術期の皮膚障害
4 体液・代謝系
1)危機的出血
2)PONV
3)乏尿
索 引
[T]=Topics
[B]=Basic
[K&P]=Knack & Pitfalls
[OPA]=One Point Advice
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