- 489
- 4.01
嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ…宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。
嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ…宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。
レビュー(489件)
宮部みゆきさんの時代物が好きで、超能力系の話しは余り好きではないのですがこの小説は良かったです。 ちょっと悲しいハッピーエンドでしたが。
しまった!!!テレビ放映
読もうと思ってたのに・・・。 録画もし忘れガクッときました。 ならば、初心に戻って読むしかないと・・・。 色んな能力の無い私には、楽しく読めました。
これから読みます。
宮部みゆきの本は間違いが無いのは十分わかってますが、それでも好き好きがありますよね。レビューからこの本を選びました。また読んだ感想を入れます。
嵌りました
宮部さんの超能力物はいつも面白く読んでいます。 超能力で人より得して楽して暮らしていくのではなく、 能力のために苦悩し、悶絶していく物語。 特異な能力を持ったために苦しんでいく少年達 ストーリーは特に記憶に残るような物語では無かったですが、 少年の苦悩がよくわかり感情移入ができます。 物語が進むなかで さあこの展開でどう決着をつけるのか、先が気になって 一気に読んでしまいました。 宮部さん好きな方はぜひ読んで下さい。
超能力を全面に押し出した作品ではなく、超能力を持った青年の苦悩や、考え方に重点をおいて書かれた作品です。そのため華やかさはあまりありませんが、すんなりと読む事ができます。だだ、冒険小説やヒーロー物を想像して買われる方には少し物足りなく感じるかもしれません。