序
凡 例
一 世替りを受けとめて
誕生から幼少の頃
中学時代ーー日本・世界へのめざめ
二人の教師
ストライキ事件と退学処分
出京ーー懊悩の中の自己形成
二 新知識人の誕生と帰郷
東京帝国大学言語学科での学び
文学士の帰郷
資料収集・講演活動
著述活動
図書館長として
結婚問題と“因習”
三 『古琉球』
出版の経緯と体裁にみる特徴
在京期の作品
帰郷後の作品
日琉同祖論の形成
経世論としての日琉同祖論
四 精神革命の布教者
『古琉球』がもたらしたもの
「心中の奴隷を除くより始めよ」
東京での『古琉球』再版
弱者の主体性を搔きだす
世替りを希求する心
沖縄びとへの檄
「マザータング」の保持のために
女性史を開拓する
子どもへの啓蒙活動
女性への啓蒙活動
青年・教員への啓蒙活動
沖縄社会回復への情熱
五 転回と離郷
ソテツ地獄
思想的転回
もがきと脱出の決意
柳田国男の慫慂
「おもろさうし」の校訂
離郷へ
六 「孤島苦」と「南島」意識
「清貧」の暮し
ハワイ訪問
東京での活動と思索
「孤島苦の琉球」
「琉球」「沖縄」から「南島」へ
琉球を「傍系」とする意識
ヤマトとの共通性の探求
新おもろ学派からの批判
七 「父」なるヤマト
時局の緊迫と「おもろ」世界への沈潜
信仰の原型を求めて
稲作と火の神
喪失に抗する思索
「あまみや考」
北方志向
「母の言葉」「父の言葉」
方言論争をめぐって
太平洋戦争下の伊波
河上肇との交友
亡びの予感を抱えて
八 亡びのあとで
敗戦と沖縄人聯盟
研究継続への思いと急逝
『沖縄歴史物語』
あとがき
補 記
付 歴史との邂逅ーー「日毒」という言葉………八重洋一郎
伊波普猷略年譜
現代文庫版へのあとがき
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