論理を武器に道を開くことの力強さが、
方丈作品には備わっている。若林踏(解説より)
復讐を企てる竜泉佑樹の前に現れる、標的の死体ーー
孤島で起こる人智を超えた不可能殺人に
推理で立ち向かう、異形の本格ミステリ。
〈竜泉家の一族〉三部作 第二弾
謀殺された幼馴染みの復讐のため、テレビ局のADとなった竜泉佑樹。ターゲットの3名を含む9名で曰くつき無人島のロケに参加した佑樹だったが、初日からターゲットの一人が殺されているのを発見する。自らが手を下すはずが、一体何者の仕業なのか? しかも、その犯行には人ではない何かが絡み、佑樹たちの中に紛れ込んでしまった!? 疑心暗鬼の中、またしても佑樹のターゲットが殺害され……。『時空旅行者の砂時計』で話題を浚った著者が贈る〈竜泉家の一族〉三部作第二弾、予測不能な孤島本格ミステリ長編。
レビュー(22件)
特殊設定ミステリー
説明が足りていない部分があると思うので★3つ。 たとえばトイレに行くのにわざわざワインボトルなんて持っていくか?とか、どうして人間が複数いるとマレヒトは襲えないのかとか、人間に擬態するときは土や石を取り込まなければいけないのに密室内でどうやるのかとか。他にもありそう。 二転三転したいがために、複雑にしてしまっているきらいがあるかな。 あとこういった本格ミステリーではキャラクターは記号でしかないのが多いけど、憎まれ役の人たちがあまりにも安っぽいと思った。