本書は、昭和18年に北隆館から刊行された牧野富太郎の『牧野日本植物圖鑑』初版(3刷)の復刻版です。当時の版型と同じA5判の版面のまま復刻し、オリジナル版の雰囲気をそのまま楽しめます。現在、『牧野日本植物圖鑑』のオリジナル版は縮刷版しか新刊になく、本書は、牧野富太郎に関心のある読者が気軽に手にとれる「普及版」を目指しました。製本を並製のソフトカバー(4色)造本とし、厚さ(40ミリ)と重量(1100グラム)を抑え、低価格を実現しました。本図鑑は、牧野植物学の集大成ともいえる図鑑であり、総収録種数は、日本に産する固有種を広く網羅するとともに、外国産の日本に植栽される植物及び日本に渡来し自生する植物も含む「3206種」を掲載します。併せて、近似種や亜種など、文中に解説した種を含めると、実に「3500種」以上の植物を網羅し、1冊の植物図鑑としては日本最大の植物図鑑です。新しい植物図鑑では味わうことのできない牧野の精密な線画と滋味溢れる漢文崩し調の解説を楽しめます。版面のクオリティーもスキャニング技術、印刷技術の進展によって高品質な復元に成功し、自信をもってお奨めできる水準に達しました。牧野富太郎が作り上げた「永続する愉(たの)しみの世界」をそのままパッケージ化した「オリジナル普及版」の登場です!
レビュー(6件)
ドラマを見ていた小学生の娘のために購入しました。繊細な植物図にとても感激してます。
主人用
主人に頼まれて購入しました。喜んでいます。
植物愛のかたまり
牧野日本植物圖鑑と書かれており明治時代を彷彿させる表題で、本来なら発行当時のものが欲しかったもはや無理なためこの復刻版を購入した。 価格が安かったため薄い図鑑かと思っていたら、想像を超える厚みを持っていた。 しかも、内容は植物が大好きで尊敬している牧野富太郎さんらしくやさしさと細かさがしっかり入った内容になっている。 持っているだけでもうれしくなってくる一冊。
朝ドラで興味を持ち購入。漢文で読みにくいですが、それがまた興味をそそられます。
なくなる前におすすめ
手頃な大きさで牧野博士の大本の復刻版がよめる.説明文は,旧式だし,学名も現在のものと違う点もある. しかしそれらを踏まえても,2017年に新しくなった新分類牧野日本植物図鑑よりずっと良い.図の配置や説明文,そして旧来の植物の並びのため,見やすい.2017年版はもはや牧野博士の図鑑ではないくらい,変わってしまい全くいただけない.簡単にパソコンで調べられる時代だから,学名も分類も復刻版に書き込んでいけば良い.