光格天皇(1771〜1840、在位1779〜1817) 第一一九代天皇。
傍流の閑院宮家から天皇となり、朝儀・神事の復古再興、御所の復古的造営に尽力した光格天皇。幕府と時に対立しながらも、朝廷や御所の権威を高め、幕末から近代への出発点を切り開いた天皇の生涯を追う。
はじめに
第一章 十八世紀末、時代と光格天皇
1 近世の曲がり角
2 光格天皇の誕生
3 生母と皇子女
第二章 天皇の朝廷主導と意識
1 朝廷を主導する光格天皇
2 幕府への強い姿勢
3 光格天皇の意識
第三章 朝儀の再興・復古
1 天明六年の再興・復古
2 天明七年御所千度参りと朝廷・幕府
3 続く再興・復古
4 御所の復古的造営と復古の風潮
5 さらに続く再興・復古
第四章 朝幕関係の緊張ーー尊号一件
1 尊号一件
2 天皇による公家の統制
第五章 光格天皇と芸能
1 禁秘抄と禁中并公家中諸法度の世界
2 光格天皇と学問
3 光格天皇と和歌
4 光格天皇と音楽(管弦)
第六章 上皇時代の光格
1 近世の上皇・院政
2 光格上皇の院政
3 徳川家斉太政大臣昇進と光格上皇
4 修学院御幸と徳川家斉の官位
5 上皇時代の暮らし
6 光格上皇の死と諡号天皇号の再興
主要参考文献
おわりに
光格天皇略年譜
事項索引
人名索引
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