兄である羽柴(豊臣)秀吉を支え、政務や軍事面で天下一統の達成にもっとも寄与したとされる秀吉の実弟・羽柴秀長。
本書では、これまで著書や論文集などに収められていない、秀長の立場・活動・領国支配・一族・家臣についての重要論考18本を収載。
総論では、秀長の発給・受給文書や『多聞院日記』の記録をもとに、これまでの研究成果を整理し、秀長・羽柴家一門衆のみならず、豊臣政権の全容の解明に必携の1冊。
総 論 羽柴(豊臣)秀長の研究 柴 裕之
第1部 羽柴秀長の立場と活動
1 羽柴秀長文書の基礎的研究 小竹文生
2 但馬・播磨領有期の羽柴秀長 小竹文生
3 羽柴秀長の丹波福知山経営ーー『上坂文書』所収羽柴秀長発給文書の検討を中心に 小竹文生
4 豊臣政権と豊臣秀長 播磨良紀
5 豊臣政権の取次ーー天正年間対西国対策を対象として 戸谷穂高
6 豊臣秀長と徳川家康 三浦宏之
7 豊臣政権の九州国分に関する一考察ーー羽柴秀長の動向を中心に 小竹文生
8 豊臣政権と国郡制ーー天正の日向国知行割をめぐって 中野 等
第2部 豊臣一門大名秀長の領国支配と一族・家臣
1 豊臣秀長の築城と城下政策 秋永政孝
2 豊臣秀長と藤原鎌足 黒田 智
3 秀長執政期の紀州支配について 播磨良紀
4 近世社会への歩み 三尾 功
5 豊臣氏の紀州支配 矢田俊文
6 羽柴秀保について 桑田忠親
7 『聚楽行幸記』の御虎侍従について 北堀光信
8 一庵法印なる人物について 播磨良紀
9 大和郡山城代横浜一庵について 寺沢光世
10 紀伊雑賀城主吉川平助について 寺沢光世
レビュー(0件)