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犬と猫を愛するすべての人に 著者の実体験を基に、老いた愛犬の死までを丹念に描いた『犬を飼う』。 そして、愛犬の死後、行き場をなくしてやってきた猫たちとの生活を描いた『そして…猫を飼う』。 本シリーズに加え、谷口氏が犬と猫との生活を描いた珠玉のエッセイ『サスケとジロー』(全16000字超)、谷口氏の後期犬まんがの傑作『百年の系譜』を収録し、1冊丸ごと、犬と猫を題材とした作品集としました。 発表時に大反響を呼び、知る人ぞ知る名作として読み継がれる感動傑作、決定版としてついに登場!! *本書は『犬を飼うと12の短編』(小学館)収録作品の一部を抜粋し、エッセイを加えて再編集した新装版となります。刊行にあたり、すべての原稿を新たに製版し、カラー画稿はすべて4色印刷にて収録、名作『犬を飼う』シリーズの決定版となります。 【編集担当からのおすすめ情報】 本書は、谷口ジロー先生がご自身の経験に基づき、年老いた愛犬を看取るまでを描いた、悲しくも感動的な物語です。 発表から26年が経過し、谷口先生も亡くなられましたが、作品の持つ輝きは、今も全く褪せていません。 むしろ、老犬の介護問題や、お子さんがいらっしゃらない家族にとっての犬や猫の存在を描いていることで、今こそ多くの人に、感じていただける部分のある作品ではないかと思います。 小学生以上のすべての世代にお読みいただける内容ですので、幅広い世代の方に手に取っていただければと思います。 目次 犬を飼う 5 (「ビッグコミック」1991年6月25日号) そして…猫を飼う 45 (「ビッグコミック」1991年12月25日号) 庭のながめ 73 (「ビッグコミック」1992年4月10日号) 三人の日々 97 (「ビッグコミック」1992年9月25日号) エッセイ サスケとジロー 126 (「ワン」1994年12月号(ペットライフ社)) 百年の系譜 151 (「ビッグコミック1」2009年4月12日号) エッセイ 思い出すこと 188 (単行本『犬を飼う』(1992年11月20日発行)
レビュー(21件)
柴犬を飼っているので。まだ2歳ですが、この先も大切に過ごそうと思います。
飼ってる人飼いたい人にぜひ読んでほしい
老犬の介護をしていた時のことを思い出しました。当時からペットの介護事情は少しは良くなりましたが、基本は一緒=家で飼い主が看ること。その覚悟がなければペットは飼わないで欲しいと切に願います。 またエッセイでは犬と猫を飼っていた時のことが書かれていますが、うちでも同じように犬と猫を飼っていたので案外猫は犬になつくことを知ってほしいと思いました。
名作との再会
若かりし頃に読んだこの作品を思い出し、購入。 多くの共感する場面に、様々な感情がこみ上げました。 切なさ、優しさに溢れた一冊。 読み終えてから、改めて表紙の絵を見てグッときました。
我が家の犬を看取る時とだぶりました。 愛犬の最後が近い時、どんな風になるのか、どうしたらいいのかネットなどで検索しました。 眠る様に安らかだった・・・ そうあって欲しいと願っていましたが、実際は生きて生きて生き抜いて、苦しんでいました。 もっと楽に逝かせてやりたかった。我が家の介護は間違いだったのではないかと、ずっと悩んで来ましたが、この本を読んで救われた気がしています。生きる事も死ぬ事も生易しい事ではないのだと思いました。
とてもいい漫画
我が家にも犬と猫がいるので気持ちが良くわかります。 我が家のダックスも今は15歳、少しでも長生きしてほしいです。 必ず来るお別れ(T‐T) 辛いですよね、、、