蘊篇は、相応部の第三篇にあたり、13相応、716経からなる。「蘊」すなわち「五蘊」とは、色蘊という色(物質、身体)の集まり、受蘊という受(感受作用)の集まり、想蘊という想(想念)の集まり、行蘊という行(意思、形成作用)の集まり、識蘊という識(識知作用)の集まりをさし、その「五蘊」は身心であり、自己である。すなわちそれは無我である、ということにほかならない。
本書には、このうち量的に最も大部の相応である前半の一相応であり、五蘊に関する説示を内容とする「蘊相応」に分類される15章、159経を収録する。
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