これは伝説的作家の短編の見立て殺人なのか? --イギリスの中等学校タルガース校の旧館は、かつてヴィクトリア朝時代の作家ホランドの邸宅だった。クレアは同校の教師をしながら、ホランドの研究をしている。ある日、クレアの同僚が自宅で殺害されてしまう。遺体のそばには“地獄はからだ”と書かれたメモが残されていたが、それはホランドの幻想怪奇短編「見知らぬ人」に繰り返し出てくるフレーズだった……。作中作が事件を解く鍵となる、2021年海外ミステリ最高の注目作! 英国推理作家協会(CWA)賞受賞作家が満を持して発表し、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長編賞受賞へと至った傑作!
レビュー(62件)
海外ミステリを数多く読んでいますが、こちらはかなり面白いと思いました。買ってよかったです。ただ、こちらの続編(登場人物が一部継続して登場する)「窓辺の愛書家」はキャラクターの描き方が鼻につき、読んだことを後悔しました。たいてい気に入った作家の作品を複数読んで面白く感じ、満足するタチですが、この作家はだめでした。