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2013年の「全国学校給食甲子園」で男性として初めて優勝し、全国での講演や海外での食育授業など、活躍の場を広げ続ける栄養士・松丸奨氏が、自身の仕事やこれまでの歩みをつづったノンフィクション。 かつて「給食が大きらいだった」という著者が、子どもたちを「最高においしい!」とうならせる給食作りを目指して、さまざまな壁に直面しながらも日々奮闘する姿を描きます。 栄養士、調理員、生産者など、給食作りに携わる人々の仕事にかける思いや、給食と地域社会のつながりを知ることができるとともに、ジェンダーギャップ、貧困、食品ロスなど、この世界を取り巻くさまざまな社会問題についても考えることができる1冊です。
レビュー(7件)
給食に興味を持つきっかけになりそうです
安住さんのラジオで耳にして気になっていましたが、子供が給食係になって給食に興味を持ち始めたので購入しました。 私も読んでみましたが「給食で美味しいラーメンを出してみた」等、引き込まれる内容でいっぱいでした。 「揚げパンが脂っこく感じる」話は、目から鱗でした。 小学校高学年でも読みやすい字の大きさで、子供達も読み込んでいました。小学生にもオススメです。 レシピも付いてますので、実際に作りたくなりました。