あの日は卒業式だった。優等生だった私の日常は原発によって一変した。
「安全」「危険」どちらが正しいのか、大人もわからない非常事態下で子どもが見た光景とは。現実から目をそらさなかった著者は暗いトンネルをくぐりぬけ、生きる覚悟を決めて今、語り出す。重いバトンを渡された世代が語る希望の物語。
解説:野呂美加(NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表)、川根眞也(元さいたま市立中学校理科教員、内部被ばくを考える市民研究会代表)
まえがき〜十五歳の私へ
1 事故前のこと
2 あの日 二〇一一年三月十一日から一時避難まで
3 不自然な日常 四月〜五月 避難するまで
4 「戦時中」 編入先の学校生活
5 トンネルと光
6 五年目
7 新しい旅立ち
あとがき〜私の「生き方」
解説 理科教師の孤独な闘い 川根眞也
解説 十五歳のあなたへ 野呂美加
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