感染爆発に付け込む悪意がセレブを喰い殺す。
2020年4月、コロナに感染したある富豪が急逝。
しかし男は“未承認のワクチン”を秘密裡に入手していたーー。
光崎教授が暴く、男を死に至らしめた“悪”の正体とは!?
真実は死体に刻まれるーー
傑作法医学ミステリー第6弾!
2020年4月。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、一人の女性が埼玉県警の古手川を訪ねる。彼女は、オンライン通販の創設者で現代の富豪、そして前日にコロナ感染症で急逝した萱場啓一郎の姪だという。大金を払って秘密裡に未承認ワクチンを接種していた啓一郎がコロナで死ぬはずはない、本当の死因を調べてほしいと頼まれた古手川は、浦和医大法医学教室に解剖を依頼。光崎教授が見出したのは、偽ワクチンによる毒殺の可能性だったーー。
レビュー(47件)
小説難題
コロナ騒ぎの最中、オンライン通販会社の社長が、未承認ワクチンを接種して死亡する。勿論、秘密裏に入手したもので1本1000万円。更に……埼玉県警の古手川刑事と、浦和医大法医学教室の真琴とキャッシーが活躍する。五年前の設定であり、コロナが次第に沈静化しつつある現在、些か出版の時期が遅れた感は否めない。また、これまで以上に医学的な用語が多く、読んでいて少し疲れた。読みやすいのが中山氏の小説なのだが。
面白かった。コロナ禍でワクチンの情報が出てきたとき、どう考えて良いかわからなくて、迷いに迷ったことを思い出した。お金持ちが自分のお金を何に使おうが勝手じゃんと思うけどね。