元夫婦だった二人。それぞれの人生に色んなことがあったけど、結局は今を生きるしかない。お手紙のやりとりを終えるとき、明るいけど寂しいような感じがした。,作家の頭の中を想像すると、重いテーマを読者に伝えるのがとても難しくて、書いても書いてもうまくいかない時があるんだと思います。面白い作品がある一方で、この本は読むのが苦痛になる本です。,注文してからいつも早く対応して頂き大変助かります。,「文章が美しい本」として某所で紹介されており、購入しました。 恥ずかしながら、このレビューを書いていて初めて知りましたが、「錦繍= 美しい字句や文章のたとえ。」なのですね。 他の宮本作品も読みましたが、今のところ、この作品が一番好きです。,長年ずっと読むかどうか迷っていた小説。「男女が再会することで始まる大人のラブストーリー」だとずっと思っていたのですが、実際はそんな感じではなかったです。どちらかというと、「過去にとらわれていた男女が、それぞれ前を向いて歩き出すまでを描いた話」といった印象です。それを後押しするのが、お互いの手紙なのです。手紙を書くことで過去と向き合い、自分の気持ちを整理し、相手からの手紙を読むことで、知らなかったことを知り、新たな気づきを得る。それには電話でもメールでもなく、やっぱり手紙が良かったのだと思います。
レビュー(481件)
元夫婦だった二人。それぞれの人生に色んなことがあったけど、結局は今を生きるしかない。お手紙のやりとりを終えるとき、明るいけど寂しいような感じがした。
読むのが苦痛になる。
作家の頭の中を想像すると、重いテーマを読者に伝えるのがとても難しくて、書いても書いてもうまくいかない時があるんだと思います。面白い作品がある一方で、この本は読むのが苦痛になる本です。
注文してからいつも早く対応して頂き大変助かります。
「文章が美しい本」として某所で紹介されており、購入しました。 恥ずかしながら、このレビューを書いていて初めて知りましたが、「錦繍= 美しい字句や文章のたとえ。」なのですね。 他の宮本作品も読みましたが、今のところ、この作品が一番好きです。
長年ずっと読むかどうか迷っていた小説。「男女が再会することで始まる大人のラブストーリー」だとずっと思っていたのですが、実際はそんな感じではなかったです。どちらかというと、「過去にとらわれていた男女が、それぞれ前を向いて歩き出すまでを描いた話」といった印象です。それを後押しするのが、お互いの手紙なのです。手紙を書くことで過去と向き合い、自分の気持ちを整理し、相手からの手紙を読むことで、知らなかったことを知り、新たな気づきを得る。それには電話でもメールでもなく、やっぱり手紙が良かったのだと思います。