今から約400年前、ヨーロッパに渡りスペイン国王やローマ教皇と謁見した慶長遣欧使節。伊達政宗はなぜ支倉六右衛門ら一行を派遣したのか。そして彼らはどのように旅を続けて外交交渉を進め、いかなる末路を辿ったのか。国内外に散らばる史料から、政宗・幕府・スペイン・使節などの思惑が錯綜した政治的駆け引きと政宗の狙いに迫る注目の書。
慶長遣欧使節四〇〇年ープロローグ/伊達政宗の南蛮貿易構想(世界を見据えて/使節出立前夜/後藤寿庵の役割/大使支倉のキャリア/諸説ある使節派遣の目的)/いざ西欧へ!(使節の出帆/メキシコの地を踏んで/マドリードへの道のり/王都を包む歓喜と疑念/ローマの歓声と囁き)/執拗な外交交渉の果てに(スペイン政府との再交渉/使命と望郷のはざまで/謎に満ちた帰国後の大使支倉/使節の帰国と仙台藩)/伊達政宗が夢見たものーエピローグ
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