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直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。
直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。
レビュー(513件)
面白かった! 気になる箇所はあったが、どんどん読めたし面白かった
目的は?
高校で知り合った「俺」と深沢暁ことアキの33歳までの物語。マスコミを目指した俺は、弱小制作会社、いわばブラック職場で心身が疲れきるような仕事に振り回される。一方、とんでもなく長身で吃音のアキは小さな劇団に入るものの大した役には恵まれない。二人を通じ、貧困、虐待、過労など、現代社会の闇を炙り出し、政治の貧困も描きたいのだろうが、それほどには至っていない。長編ながら読みやすい文章だが、テーマの訴求力に欠ける。
これは小説とは言えない
これは何でしょう。小説とは言えない。小説であれば一貫した筋がなければならない。これには、それがない。ドロドロした沼をドロドロした登場人物が次々に溺れながら歩いていくだけだ。
本好きの叔母のために購入しました。近所の本屋には置いてなかったので助かりました。
昨日届きました。一気に引き込まれ、60ページを超えました。 白内障があるので、あまり根を詰められず、休み休み読まなければなりませんが、早く先が読みたくなるほどです。 子供たちがネグレストにあったり、貧困にあえぐのは、私たち親世代の責任だと痛感してしまいます。 親になる覚悟を持って、結婚・出産・育児に望まないと、と考えます。 また、子供を取り巻く環境の改善も考えさせられる作品です。