新興国の台頭と国際開発レジームの変容
: 稲田 十一/笹岡 雄一/渡辺 紫乃/近藤 久洋/岩田 拓夫/尾和 潤美
国際開発の最前線を捉える重要な視座!
米トランプ新政権による国際開発庁(USAID)解体など欧米主導による国際開発に陰りがみえる今日、新興国の台頭は著しく、中国などが欧米に代わりプレゼンスを高めている。まさに、国際開発は大きな転換期を迎えている。本書は、台頭する新興国の諸事例から、地球規模の国際開発レジーム全体の変容と、それが途上国の国内ガバナンスに与える影響を浮かび上がらせる。グローカルな国際開発レジームのダイナミズムを捉えた時宜を得た研究!
はしがき
序 章 国際開発レジームの変容ー分析枠組み・視角(稲田 十一)
第1部 国際開発レジームの変容の諸相
第1章 伝統的ドナーの影響力の低下と新興国の台頭(笹岡 雄一)
第2章 貧困削減パラダイムの動揺ーDAC 諸国のレジーム戦略(小川 裕子)
第3章 中国の国際レジーム戦略ー国際開発援助分野での「グローバル開発イニシアティブ」の提唱(渡辺 紫乃)
第4章 新興ドナーと国際開発レジームー湾岸ドナーは多国間援助にいかに関わるのか(近藤 久洋)
第5章 変わりゆく南南協力ーアフリカにおけるグローバルサウス主導の三角協力イニシアティブ(岩田 拓夫)
第2部 ナショナル・ガバナンスとの連動の事例研究
第6章 OCED/DAC のパートナーシップ体制の変容ーウガンダにおける援助協調の事例分析から(尾和 潤美)
第7章 中国による被援助国の開発過程への影響ーカンボジアとアンゴラの比較分析(稲田 十一)
第8章 アフリカにおける中国の開発アプローチーケニアの標準軌鉄道(SGR)のケーススタディ(オスカー M. オテレ)
読者のための文献リスト
あとがき
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