人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然とした不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・慧子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人をのぞいてーー。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。
喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。
序 晩秋ーー彗子
1 四月ーー久志
2 五月ーー千佳
3 六月ーー久志
4 七月ーー千佳
5 八月ーー久志
6 八月ーー千佳
7 十月ーー久志
解説 吉田大助
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