スロベニアの哲学者スラヴォイ・ジジェク。ヘーゲルやラカンへの独自の解釈でポストモダン思想とは一線を画している。その理論を参考に本書は著者自身の「脱資本主義論」を展開すると同時に、日本人によるジジェク論の先駆けとしても書かれた。
目次
第1章 ジジェク風にヘーゲルを読む
補遺1 当事者研究について
第2章 脱ー脱構築論
補遺2-1 観光客の哲学について
補遺2-2 マルチチュードについて
第3章 脱資本主義論
第1章:ジジェクのヘーゲル論理学の読解から、このあとに詳述する脱資本主義論を展開する上で参考になる論理を探っていく。第2章:ジジェクは独自のヘーゲル解釈とラカンからの影響とがあって、いわゆるポストモダン思想とは一線を画していることを論じる。第3章:問題意識が重なる大澤真幸の著作に触発されて、著者自身の「脱資本主義論」を展開。
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