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人口は少ないが、アイルランドは堂々たる「文学大国」。ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド、W・B・イェイツ、ジェイムズ・ジョイスなどを生んだ。隣のイギリスとは、政治的にも宗教的にも長く戦ってきた歴史をもつ。ロンドンで漱石を想い、リバプールでビートルズを感じ、ダブリンへ。ケルトの魂に触れつつ、躍動感のある旅がはじまった。
人口は少ないが、アイルランドは堂々たる「文学大国」。ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド、W・B・イェイツ、ジェイムズ・ジョイスなどを生んだ。隣のイギリスとは、政治的にも宗教的にも長く戦ってきた歴史をもつ。ロンドンで漱石を想い、リバプールでビートルズを感じ、ダブリンへ。ケルトの魂に触れつつ、躍動感のある旅がはじまった。
レビュー(14件)
旅行記というより、うんちくがほとんどです。 また、1巻はイギリスの話がほとんどです。
初めて読んだ 街道をゆくシリーズ
街道をゆくシリーズを読んだのは、初めてです。 シリーズ最初に読む作品として適しているかどうかは解りませんが、特にイギリスのROCKが好きなので、ビートルズにも少し触れられている今作から手に取りました。 イギリスとアイルランドの国民の大きな気質の違いや、深い溝。 例えばU2のライブDVDのMCでボノが言っていた、アイルランドからアメリカへの移民が数多くいる事など、今までなんとなくぼんやりと知識としてあった事が、文学的・歴史的観点から紐解かれるのは、なかなか面白かったです。
司馬遼太郎さんの物の見方や考え方に共感を覚える方なら一読の価値があると思います
表紙が何とも良い。また活字も大きくなり大変読みやすくなりました。