文学のみならず社会科学・自然科学の領域にまで材源探求の手を広げたその作意とはーー一九四〇年代後半から一九七〇年代前半までの安部公房の著作について、安部がその時々でどのような科学的知見・科学者に関心を寄せ、どのようにその知見を素材(材源)として採用したのかを考察する。新たな視点による安部文学論。
まえがき
第1章 「デンドロカカリヤ」論
第2章 「保護色」論
第3章 「大きな砂ふるい」論
第4章 「プルートーのわな」論
第5章 「最後の武器」論
第6章 『砂の女』論
第7章 『箱男』論 1
第8章 『箱男』論 2
あとがき
要旨(英文・中文)
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