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ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった! このわごむは、わたしのだ!! わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。 今日はわごむといっしょにお風呂に入るし、夜はもちろんいっしょに寝るわ。そして、大人になったら、このわごむでおしゃれを楽しむつもり。この先わたしがもらうたくさんのラブレターも、このわごむで束ねるの。世界中の悪い人をこのわごむで捕まえてもいいわ。それに、宇宙人がきたらこのわごむでやっつけて地球を救うわ。 この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!? ヨシタケシンスケのユーモア絵本。
レビュー(79件)
ヨシタケシンスケのシリーズが大好きです。 【おしっこちょっぴりもれたろう】に出てくるキャラクターが出てきた時には親子で大笑いでした。
幼稚園で読んでもらって気に入ったみたいで購入しました。 そろそろ自分で音読もできるようになり一生懸命読んでいます。 5歳が読むのにちょうど良い文字数。輪ゴムが大切なところも子供らしくて楽しいです。
孫に購入してあげました。早速、読んでくれています。
なんなん?このタイトル? というのが知った時の感想。 ヨシタケシンスケの絵本は、タイトルで読みたくなります。 わたしのわごむはわたさない タイトル通りのお話でしたが、身近であることすら意識してない輪ゴムが、なんだか読み終わったら気になる存在になりました。
ヨシタケシンスケさんの世界、好きです。スゴイ人だなぁと思います。