奄美の老小猫in東京

おおらかな江戸時代

猥褻画像とされていたのだろう。これまでまともに目にしたことはなかった。学生時代、国文学を選考している友人が密やかに見せてくれたことがあった。隠し持っているという雰囲気で、見る方も覗き見るという感じだったので淫靡な、暗い思いしか残らなかった。 しかし、これを観るととてもおおらかであり、性を謳歌している江戸の庶民の暮らしが明るく感じられる。 近代日本はどうしてこういう優れた文化を淫靡に隠し続けたのだろうか。 官僚国家のなせる業かと思う。 今でも、官僚自身は精神的に不健全で国民を愚弄している所業の数々が目に余る。 こういうところからでも庶民がこの国をもっと開放（解放）すべきだと痛感した。