本書は,おもに工科系大学初年級を読者対象に,「力学」の入門的な教科書または参考書としてまとめたものである。物理の予備知識なしに理解できるように高校物理の程度から始め,次第に大学程度の水準にまで理解がすすむよう工夫している。やさしい例題や問も適所に盛り込んでいる。また,数学の予備知識が不足している学生でも理解できるように数学の解説も適宜している。本書では静力学を最初に学ぶ構成でまとめてあり,工科系の各学科に応じて,たとえば建築・土木系の学科には静力学を中心に,電気・電子・機械系の学科には動力学を中心に,授業ができるように工夫している。全15章で構成されていて,半期で学べる。
第1章 物理量と測定
第2章 力のつり合い
第3章 ベクトル解析
第4章 力のモーメントとモーメントのつり合い
第5章 運動の表し方
第6章 運動の法則
第7章 重力による運動
第8章 円運動
第9章 振動
第10章 運動座標系と見かけの力
第11章 仕事とエネルギー
第12章 力学的エネルギー保存則
第13章 運動量と角運動量
第14章 質点系の運動
第15章 剛体の運動
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