子どもたちの性被害・性加害防止に取り組む最前線である児童相談所・児童自立支援施設では、限られた時間と資源のなか、性問題行動への治療教育プログラムに取り組み、効果を上げている。
本書では、こうした現場の実践を振り返りつつ、まず介入の第一歩となるアセスメントについて、実際の初回面接の流れや聞くべき要点など、基本と理論的背景をおさえて論じる。さらに治療教育を実践する際のポイントとコツを、さまざまな例を示しつつ詳細に解説する。また、組織の中でいかに治療プログラムを開始し、実践し、継続していくかについても述べる。
子どもの性暴力による被害と加害をなくすために、日々取り組む支援者にとって、心強い助けとなる一冊である。
はじめに
第1部 性問題行動のアセスメント
第1章 アセスメントとは何か
第2章 アセスメントと介入の原則
第3章 アセスメントの実際
第2部 治療教育実践のポイントとコツ
第4章 動機づけと性問題行動の理解
第5章 治療教育における重要な概念と実践
第3部 治療教育プログラム実施のシステムづくり
第6章 治療教育プログラムを開始する
第7章 治療教育プログラムを継続する
第8章 保護者支援を組み込む
【座談会】性問題行動の治療教育ーー20年をふり返って
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