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第167回芥川賞受賞! 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。 職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。 ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。
第167回芥川賞受賞! 「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」 心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。 職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。 ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。
レビュー(1482件)
私の好みではありませんでしたが本の好き嫌いは人によると思うのでなんとも言えません。
期待したほどの面白さはない
けど、さらっと読めます。感想はとにかくこの物語の舞台となる職場みたいなところで働かなくてはいけない人生じゃなくてよかった、です。 主要人物3人のうち一番共感できたのは押尾さん。 二谷は気持ち悪すぎる。 そしてある意味この小説を読み通す最大の原動力となった芦川さん。ほんっとに嫌いだわこのひと笑。 仕事はまともにできないくせに、やたら菓子ばっか作って頑張ってる自分に陶酔してる感じがもう本当に気持ち悪いやらイライラするやら、このひとのくだりではずっと心のツッコミが止まりませんでした。 こいつが最後に泣きを見る展開が見たくて読み進めましたが、まあそんな世の中自分の思い通りにはいかないですね。そんなもんですね、現実は。そこを伝えたかったのかなあ。作者さんは。
おいしいごはんが食べられますように
面白く引き込まれて 読んだあと、心地よい良かったです。
芥川賞受賞作
芥川賞を受賞したという話題性はもちろんですが、 題名に魅かれるものがありました。 読むのが愉しみです。
さすがに芥川賞の受賞作です。表現及びストーリーも分かりやすく楽しめました。