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もう一度だけ亡くなったあの人に会えるとしたら、あなたは何を伝えますか? 死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、社会人になった彼の元を訪れる依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていたーー。後悔を抱えて生きる人々の心を繫ぐ、使者の物語。シリーズ累計100万部の大ベストセラー、9年ぶりの待望の続刊!
もう一度だけ亡くなったあの人に会えるとしたら、あなたは何を伝えますか? 死者との再会を叶える使者「ツナグ」。長年務めを果たした最愛の祖母から歩美は使者としての役目を引き継いだ。7年経ち、社会人になった彼の元を訪れる依頼者たちは、誰にも言えぬ想いを胸に秘めていたーー。後悔を抱えて生きる人々の心を繫ぐ、使者の物語。シリーズ累計100万部の大ベストセラー、9年ぶりの待望の続刊!
レビュー(266件)
推薦します
前作の「ツナグ」を読んでいるとストーリーの背景もわかり、より楽しめると思います。もちろん、この本単体でも十分楽しめますが、登場する女性がどんなことを背負っているのかもわかり、その先もとても楽しみになります。お勧めします。
プレッシャー
死んだ人との再会を望む人のために、つなぎ役をする。つまり死者との仲介をする使者という、いささか面倒な設定だが、心温まる物語の展開でシリーズの続編となった。前シリーズを上回るためのプレッシャーは相当だろうが、さすがに力量のある作家だけに今回も充分に楽しめる内容だった。とりわけて「一人娘の心得」と、これを踏まえた形の「想い人の心得」が良い。次のシリーズとなると構想を練るだけでもさらにプレッシャーがかかるだろうが、ぜひ読んでみたい。
良かった
こちらの予想していた通りのものでした。良かったです。どうもありがとうございました。
しんみりしたお話。 私だったら誰に会いたいだろう。 今のところは思い浮かぶ人はいない。それは幸せなことなのかもしれない。 亡き後、自分に会いたいと心残りを残す人が出てこないような、さっぱりした終わり方ができたら、それも幸せ。