前作の「ツナグ」を読んでいるとストーリーの背景もわかり、より楽しめると思います。もちろん、この本単体でも十分楽しめますが、登場する女性がどんなことを背負っているのかもわかり、その先もとても楽しみになります。お勧めします。,死んだ人との再会を望む人のために、つなぎ役をする。つまり死者との仲介をする使者という、いささか面倒な設定だが、心温まる物語の展開でシリーズの続編となった。前シリーズを上回るためのプレッシャーは相当だろうが、さすがに力量のある作家だけに今回も充分に楽しめる内容だった。とりわけて「一人娘の心得」と、これを踏まえた形の「想い人の心得」が良い。次のシリーズとなると構想を練るだけでもさらにプレッシャーがかかるだろうが、ぜひ読んでみたい。,こちらの予想していた通りのものでした。良かったです。どうもありがとうございました。,しんみりしたお話。 私だったら誰に会いたいだろう。 今のところは思い浮かぶ人はいない。それは幸せなことなのかもしれない。 亡き後、自分に会いたいと心残りを残す人が出てこないような、さっぱりした終わり方ができたら、それも幸せ。
レビュー(266件)
推薦します
前作の「ツナグ」を読んでいるとストーリーの背景もわかり、より楽しめると思います。もちろん、この本単体でも十分楽しめますが、登場する女性がどんなことを背負っているのかもわかり、その先もとても楽しみになります。お勧めします。
プレッシャー
死んだ人との再会を望む人のために、つなぎ役をする。つまり死者との仲介をする使者という、いささか面倒な設定だが、心温まる物語の展開でシリーズの続編となった。前シリーズを上回るためのプレッシャーは相当だろうが、さすがに力量のある作家だけに今回も充分に楽しめる内容だった。とりわけて「一人娘の心得」と、これを踏まえた形の「想い人の心得」が良い。次のシリーズとなると構想を練るだけでもさらにプレッシャーがかかるだろうが、ぜひ読んでみたい。
良かった
こちらの予想していた通りのものでした。良かったです。どうもありがとうございました。
しんみりしたお話。 私だったら誰に会いたいだろう。 今のところは思い浮かぶ人はいない。それは幸せなことなのかもしれない。 亡き後、自分に会いたいと心残りを残す人が出てこないような、さっぱりした終わり方ができたら、それも幸せ。