ジョン・ローからラルフ・ホートレーまで、ケインズを超える理論上の貢献によって「貨幣とは何か?」を変えてきた偉大な7人の理論を紐解き、「貨幣論」が「信用論」へと深化してきた過程を明らかにする。
●著者紹介
古川 顕(ふるかわ・あきら)
1942年 大阪府に生まれる。
1966年 京都大学経済学部卒業。
1976年 京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。
1994年 京都大学経済学部教授。
1997年 京都大学大学院経済学研究科教授。
現 在 京都大学名誉教授。経済学博士。(専攻/金融・経済学史)。
著訳書 『R.G.ホートレーの経済学』(ナカニシヤ出版,2012年),『テキストブック 現代の金融[第3版]』(東洋経済新報社,2002年),『日本銀行』(講談社現代新書,1989年),『現代日本の金融分析』(東洋経済新報社,1985年,エコノミスト賞受賞),『日本の金融市場と政策』〔編著〕(昭和堂,1983年),『現代日本の金融政策』〔共編著〕(東洋経済新報社,1992年),『金融[新版]』〔共著〕(有斐閣,1987年),D.クルックシャンク『21世紀の銀行業の競争』〔監訳〕(東洋経済新報社,2000年),『旅の途上で』(ナカニシヤ出版,2010年),他。
第1章 ジョン・ロー
--経済学の創始者
第2章 トーマス・トゥーク
--通貨論争における通貨学派と銀行学派
第3章 J. S. ミル
--貨幣と信用と経済活動の一体化
第4章 ヘンリー・マクラウド
--信用創造理論のパイオニア
第5章 ミッチェル・イネス
--信用の重視と経済学の巨星への挑戦
第6章 I. フィッシャー
--アメリカ最大の理論経済学者
第7章 ラルフ・ホートレー
--銀行信用の重視と信用の内在的不安定性
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