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依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ1つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」2人はその「誰か」を探し始める。 (講談社文庫) どうしようもなく、暗い未来。もう2度と帰らない『その人』。俺は、『あの日』を迎えずに済むのだろうか。『1人でいなくなったり、するな』 これが、彼の願い 『冷たい校舎の時は止まる』を超える、学園ミステリー 依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ1つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」2人はその「誰か」を探し始める。
レビュー(366件)
ミステリー小説を大人買いしました。読むのが楽しみです。
面白い。彼女の作品は、ちゃんと順番に読むともっと楽しめます。まだの人は「ぼくのメジャースプーン」を読んでからこちらをどうぞ。
頼んだ次の日に届きました!ありがとうございました。
辻村ワールド
これまで3冊ほど読んだことがあったのですが、この作品を読む前に、読んだほうが良かった作品があったようで、最後のとある部分で、「?」というところがありました。どうやら「ぼくのメジャースプーン」を先に読むとさらに楽しめるそうで。でも、描写も運びも本当に緻密で豊かです。辻村ワールド、ハマります。
学生の頃に戻ったようなそんな雰囲気をいつも感じさせてくれる作者が好きで結構色々読んでいます。タイムスリップの本当の理由が気になりますね