前立腺がんって実は、まったく怖くない。
大河ドラマ「真田丸」執筆中に前立腺がんの手術をしていた脚本家・三谷幸喜と、おだやかで頼もしい主治医・頴川晋による、笑ってためになる、そしてがんのイメージが変わる、縦横無尽の対談集。
人間ドックで前立腺がんが発覚した三谷幸喜。子供はまだ幼いし、50代の働き盛りだし、大河ドラマの執筆を控えてるし……そんな状況だったけれど、主治医の頴川先生のわかりやすい解説、治療方針に関する丁寧な説明で、まったく不安を感じることなく手術を受けることができた。術後5年、無事健康体を保ってきた三谷が、「前立腺がんは怖くないし、もっと明るい感じというか、“がんと戦う、生還する”というイメージを変えたい」と、先生との対談が実現。
項目抜粋
・肛門にチャッカマンの恐怖、・手術と勃起と男のプライド・病室で観た「真田丸」第1回・がんになったことはプラスしかない・働きざかりで、がん・おむつ生活に凹む・尿漏れは焦らず気にせず・オペのピークと脚本家のピーク・がん治療の今と未来
レビュー(14件)
まわりに人が居ないところでどうぞ
健康診断に行った際、書棚に三谷さんの本があり手にとりました。数ページで吹き出してしまいそこでは読めませんでした。帰り道に他にも気になっていた本と一緒に購入しました。主治医の先生が三谷さん独特の質問にも真摯に答えてあり大変興味深かったです。何でも聞くべきだなと思いました。
初期の前立腺がん体験談
がんの本と言うと医学的な説明や闘病記が多いですが、こちらの本は初期の前立腺癌の体験談を医師との対談形式で書かれていて、TVの対談番組を見てるようでした。 転移がない状態で見つかるのが望ましく、初期だと元の生活には戻れるのですが、手術後の後遺症など知られていなくて「あの人は元気になった」と言う人も多いので、元気になったように見えても後遺症が残っているかもしれない、元気になったけど今後の不安を抱えているかもしれない、という事も分かりました。
読書
読みやすくすぐに読み終わりました。前立腺がんの実体験の内容が勉強になる本です
軽く読めて何となく前立腺がんの人の気持ちが分かるような? 最新治療なでについて知りたい方は物足りないでしょう。