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通常の投資では、保有する金融商品の価値が買ったときよりも下落していれば、嫌な気分になるだろう。価値が下がり、“損”が出ているのだから当然だ。しかし、月収の一部で買い続けるだけの「積立投資」なら、必ずしもそうではない。むしろ相場がどんなに暴落しようが、たとえ元の値段に戻らなくても、「ある水準」に戻れば大丈夫という安心感があるのだ。本書では「ドルコスト平均法」とも呼ばれ、富裕者の正攻法とされているこの投資スタイルの性質と活用法を多角的な分析で浮き彫りにする。
通常の投資では、保有する金融商品の価値が買ったときよりも下落していれば、嫌な気分になるだろう。価値が下がり、“損”が出ているのだから当然だ。しかし、月収の一部で買い続けるだけの「積立投資」なら、必ずしもそうではない。むしろ相場がどんなに暴落しようが、たとえ元の値段に戻らなくても、「ある水準」に戻れば大丈夫という安心感があるのだ。本書では「ドルコスト平均法」とも呼ばれ、富裕者の正攻法とされているこの投資スタイルの性質と活用法を多角的な分析で浮き彫りにする。
レビュー(13件)
読み応えのある本
投資初心者です。全く分からなかった積立投資の世界を少しは理解できたような気がします。積立投資のメリット・デメリットがしっかり書かれていました。ただ、興味がないと面白くないと思います。 少し古い本ではありますが、参考書として取っておこうと思います。
つみたて星人
最終的な成果が予測しにくい積み立て投資について 過去の成績をポートフォリオ別で計算して 解説してくれていたりする本です。 心構え的なものも書いてあるので 少額でもやっている人は、読んでみてもいいのではないかと思います
いわゆるドルコスト投資法について、執拗に丁寧にねちっこく解説されています。「ドルコスト?知ってるよ」という方も多いと思いますが、これくらい細かく多角的に示してある書物は初めて見ました。投資については自信過剰と言われる私ですが、本書を読み終える頃には「まぁ、保険として一部資金を回しておくか」と考えを改めました。読んで良かったですが・・・20年前に読めたら最高でした。特に若い方にお薦めの1冊です。
やっぱり積立投資かな?
積立投信のイメージが少し変わった気がします。 積立投資と一括投資の違いや、メリット、デメリットを理屈だけでなくデータと数字で説明しているので、わかりやすいです。 積立投資と一括投資をうまく組み合わせるといいんじゃないかな?と思った。