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日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。
レビュー(238件)
本書は・・
他サイトのレビューを見ると、 著者の意見には批判的な方が多いようです。 私は、著者側の考え方(家族主義と個人主義) に同意しますが、 実際に、その様に表現したら、 周りの人たちとの関係がかなり疎遠になりました。
同感
家族親戚の付き合いはむずかしい、気に入ってもらわなくて良いけど言葉使いなど気を付けます。この本は私の代弁者です(>_<)
毒親
うちの母親は毒親の典型です。ずっとそれに苦しんできたので、本書を読み、私の生きづらさや身動き取れない苦しさは異常であり、それに抗うのは間違いではないと思わせてもらえたので読んでよかったと思います。 母にも理解してほしく読ませたいけど、古く凝り固まった頭ではきっとおかしな思想、異常な考え方だと突っ撥ねられるのだろうなと思います。とにかく距離を置くことが必要だと悟りました。
とてもおもしろく、よかったと思います!!
人それぞれ
家族のあり方を考える機会を与えてもらいました