【輸入盤】ミサ曲第3番 ティチアーティ&バンベルク交響楽団、バイエルン放送合唱団
ブルックナー:ミサ曲第3番
ティチアーティ&バンベルク響、バイエルン放送合唱団
ブルックナーのミサ曲第3番といえば、テ・デウム、詩篇150番と共にブルックナーの声楽作品を代表する傑作。演奏時間1時間ほどのこの作品は、敬虔な美しさが印象深いベネディクトゥスの動機が交響曲第2番第2楽章コーダに、キリエの動機が交響曲第2番第4楽章に引用されていることでもよく知られており、さらにクレドでのゴツゴツした迫力あるフーガも聴きどころとして有名です。
ミサ曲第3番は、これまでに比較的多くの録音がおこなわれてきましたが、チェリビダッケなどごく一部の例外を除き、ほとんどの演奏はトータル52分から59分台に収まっており、60分を超える演奏はあまり多くはありません。
今回登場するティチアーティ盤は、トータル62分を超えており、同じバイエルン放送合唱団を1988年に指揮したコリン・デイヴィスの64分に近いじっくり型の演奏と言えると思います。ちなみにバイエルン放送合唱団といえば、オイゲン・ヨッフムが1962年に録音した演奏が長年に渡って人気ですが、演奏時間は57分となっていました。
なお、このレコーディングのとき、ティチアーティは30歳の誕生日を目前に控えた若者でしたが、すでにベルリオーズやブラームスの録音でもその才能を世に広く認められていることもあり、ここでの演奏にも期待のもてるところです。
【ロビン・ティチアーティ】
ロビン・ティチアーティは1983年にロンドンに生まれたイタリア系のイギリス人。コリン・デイヴィス、サイモン・ラトル、シャルル・デュトワなどに指揮を師事したほか、ピアノ、ヴァイオリン、パーカッションも学んでいます。 早くから才能をあらわしたティチアーティは、2005年には史上最年少でミラノ・スカラ座にデビューし、2006年にはザルツブルク音楽祭デビュー、以後、世界各地のオーケストラに客演し、2009年スコットランド室内管首席指揮者就任、2014年にはユロフスキーの後任としてグラインドボーン音楽祭の音楽監督就任が決まっているという逸材です。(HMV)
【収録情報】
・ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調 [62:11]
キリエ [11:15]
グロリア [11:46]
クレド [18:22]
サンクトゥス [2:25]
ベネディクトゥス [8:55]
アニュス・デイ [9:12]
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
アンケ・フォンドゥング(アルト)
ドミニク・ヴォルティヒ(テノール)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(バス)
バイエルン放送合唱団(合唱指揮:フローリアン・ヘルガート)
バンベルク交響楽団
ロビン・ティチアーティ(指揮)
録音時期:2013年4月8-12日
録音場所:バンベルク、コンツェルトハレ(ヨゼフ・カイルベルト・ザール)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND
Disc1
1 : Kyrie. Moderato
2 : Gloria. Allegro
3 : Credo. Allegro
4 : Sanctus. Moderato
5 : Benedictus. Allegro Moderato
6 : Agnus Dei. Andante
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