本17号には「ポストヒューマン時代が問う人間存在の揺らぎ」をテーマに6つの論考を収めた。巻頭の俯瞰的な論考に続き、「ヒューマニズム」そのものへの問いかけ、「人間を超える」という欲求が歴史的に繰り返されることの今日的な意味、そしてAIアートの創造性への問いが続く。それを受けた2つの論考が、新しい生命〜子どもがこの時代に学び成長することの意味について人間学的な考察を述べている。
(「はじめに」より)
ヒトの過去・現在・未来
ーポストヒューマンを総合人間学から考える……古沢広祐
「ポストヒューマン時代」と「ヒューマニズム」の亡霊
「ポストモダン」/「反ヒューマニズム」状況下における「自己決定する主体」の物語について……上柿崇英
QVID TVM(次はなんだ?)
ー「人間を超える」という人間の根源的な欲求について……久木田水生
生成AI(Generative AI)による画像生成は新しい美的ジャンルの創出か?……木村武史
デジタル社会に生きる子どもたち……中村 俊
「学ぶ」意志を支えるもの
ー道具の使用と意志に呼応する他者という視点から……松崎良美
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