高度なカメラ機能を備えたスマートフォンの普及は,映像記録のあり方を大きく変えようとしています。誰もが技術を手に出来る時代だからこそ,今の,何を,どう切り取るかが問われるのです。企画・取材・撮影技術からメディア論まで,大学で番組制作の授業に取り組んできた練達のプロデューサーが,市民のためのハイクオリティの映像作りを伝授します。
はじめに
第一部 映像作りのプロセスを学ぶ ーー 番組制作実習授業
第一章 制作を始める前に
1-1 セオリーと〈他者の存在〉--番組ってなんだろう
1-2 めざすはドキュメンタリースタイルの番組
第二章 企画を立てる(プリ=プロダクション)
2-1 スケジュール
2-2 企画立案
2-3 企画書
2-4 企画の検討
2-5 企画の決定
第三章 取材し撮影する(プロダクション)
3-1 取材の前にーー機材と準備
3-2 リサーチとロケハン
3-3 取材と撮影
3-4 インタビュー
3-5 音声と照明
3-6 演出の諸技法
3-7 プロの工夫をみてみよう
3-8 追加撮影
第四章 編集と仕上げをする(ポスト=プロダクション)
4-1 粗い編集ーー編集の初期作業
4-2 粗編集の下準備
4-3 粗編集と試写
4-4 構成を決めるーー編集の本作業
4-5 磨きをかけるーー編集の後期作業
4-6 仕上げ
第五章 発表する
5-1 発表会
第二部 番組作りにチャレンジ ーー ウェブ2・0の時代の技法
第六章 ヒューマンドキュメンタリーに挑戦
6-1 「親の人生」
6-2 「心の旅」
第七章 スタジオ系ドキュメンタリーに挑戦
7-1 対談番組
7-2 講演番組
第八章 スマホドキュメンタリーに挑戦
8-1 ウェブ2・0の時代の可能性
8-2 スマホドキュメンタリー・企画篇
8-3 スマホドキュメンタリー・取材篇
8-4 スマホドキュメンタリー・編集/仕上げ篇
おわりにーー授業を終えて
索 引
コラム
1 尺と枠が番組を決める
2 本当に好きなことを企画する
3 ディレクターが番組を統括する
4 番組は生きもの
5 ドキュメンタリーはアクシデントではない
6 仮説の検証
7 人の目とカメラの目
8 カメラマンのプロフェッショナル
9 長期取材
10 インタビューはコラボレーション
11 ダイレクトシネマとシネマベリテ
12 演出は妙薬にして毒薬(パルマコン)
13 制作と製作
14 観客とは誰か
15 発表することで表現を鍛えよう
16 デジタルストーリーテリングの裏技
17 大江健三郎の講義「言葉の表現、映像の表現」
18 動画は番組を駆逐する!?
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