17世紀オランダの黄金時代を体現したレンブラント。名声を築いた後に家族との死別や破産が人生に暗い影を落とすが、絵画では新境地を模索し続け、傑作を次々と生み出した。今も我々を惹きつけてやまない画家の実像に迫る。
《夜警》をはじめ、観る者を瞑想に誘うかのような肖像や自画像、物語画、明暗表現の探求の跡が見られる版画など数多く紹介。深い内面性が感じられる表現をじっくり味わう。
真贋問題、愛用した和紙、財産目録にみる暮らしぶりなど話題も満載。新興市民が顧客となった当時の絵画市場、史上初のバブル経済崩壊、日蘭交流の証など、社会背景にも言及する。
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