自分が愛する他者は、自分が理想とする姿をとり、自分に従順であってほしいという欲望は、古来、多くのテクストやヴィジュアル・イメージに表現されてきたーー「ピュグマリオン的欲望」への他者論からのアプローチ。
0. レプリカントに導かれて
1. ピュグマリオン物語の範型:オウィディウス
2. 夢か現か:ジャン・ド・マン
3. 「私」になる彫像:ド・ラ・モット、ラモー、デランド
4. 「私」がつくった他者を愛す:ルソー
5. 造形から教育へ:モリエール、レチフ、インマーマン
6. 捨てられるピュグマリオン:ケラー、イプセン、ゾラ、ココシュカ
7. 独身主義者のためのメディア・テクノロジーに向かって:リラダン、ショー、ニーチェ、ユイスマンス
8. 「石の夢」:ロダン
9. 動く像:メリエスから
10. いないけどいる:疑似他者
11. いるけどいない:脱他者化
12. ピュグマリオン・ラブと他者
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