中国四川省の成都を出発し、ビルマ北部を通って、最後にはインドへーー幻の西南シルクロードに挑む著者の前には、圧倒的なジャングルと反政府少数民族ゲリラの支配する世界屈指の秘境がたちふさがっていた。混迷と困難を極める旅なのに、これほど笑えるのはなぜか。究極のエンタメ・ノンフィクションついに登場。
悲惨で絶体絶命で、しかも滑稽な旅がある!
中国四川省の成都を出発し、ビルマ北部を通って、最後にはインドへーー幻の西南シルクロードに挑む著者の前には、圧倒的なジャングルと反政府少数民族ゲリラの支配する世界屈指の秘境がたちふさがっていた。混迷と困難を極める旅なのに、これほど笑えるのはなぜか。究極のエンタメ・ノンフィクションついに登場。
高野秀行の世界はテレビカメラはついていけない。--関野吉晴(解説より)
第1章 中国西南部の「天国と地獄」
中国……四川省〜貴州省〜雲南省
第2章 ジャングルのゲリラ率軍記
ビルマ……カチン州1
第3章 密林の迷走
ビルマ……カチン州2
第4章 秘境・ナガ山地の奇跡
ビルマ……カチン州〜ザガイン管区
第5章 異常城市
インド……ナガランド州〜ベンガル州
プロローグ
第1章 中国西南部の「天国と地獄」 中国 四川省〜貴州省〜雲南省
第2章 ジャングルのゲリラ率軍記 ビルマ カチン州1
第3章 密林の迷走 ビルマ カチン州2
第4章 秘境・ナガ山地の奇跡 ビルマ カチン州〜ザガイン管区
第5章 異常城市 インド ナガランド州〜西ベンガル州
エピローグ
あとがき
文庫のための注
文庫版へのあとがき
参考文献
レビュー(81件)
僅か20年ほど前にこれ程の大冒険をした日本人がいたのかというのが第一印象だが、ミャンマーやインドの機微に触れる政治情勢に翻弄されながら、密林の中で強く生き抜いている人達がいることに感銘を受けた。文庫版あとがきに登場人物のその後について触れられてはいるが、更にその後どうなったのかが大いに気になるところである。
魅力的なタイトル
魅力的なタイトル。中国~ビルマ~インドを面白おかしくも命がけで踏破した著者に尊敬と驚きと羨望の思いが入り混じる。経由した国名を見れば、政情不安で国家間、民族間紛争の戦場と化している場所で、西南シルクロードの跡をすんなりと進めはしない。密林は数年で人間の痕跡を覆い隠してしまう。しかし、ゲリラと言われる人々が著者の旅路をサポートする様子は、読んでいても嬉しくなるほど。著者の旅の苦労は「文明という重力にさからって飛ぼうとしているからなのだ。」に集約される。けだし名言である。
すごい
TVのクレイジージャーニーで高野秀行氏を観て注文しました。 ドキュメンタリーとしてTVでやってほしい! って、無理か(^ー^; ゲリラに助けてもらい密入国やアヘン使用etc 絶対TVのドキュメンタリーとしては出来ない話がここにある。 まさに、この人クレイジー
途中から本題を忘れてたけど
グーグルマップ片手にじっくり読みました。
やはり面白い
高野氏の本は、本人は『旅』と思っているのに、最終的に学術本に近いものになっている。 ルポルタージュを目的にはしていないのに、ルポルタージュになっている・・・そんな不思議な 面白本。分厚くても飽きずに読めます。 まずもって、こんなことを思いつくこと自体が面白い…という内容です。