運動生化学ハンドブック
: マイケル・E.ヒューストン/山田茂(運動生理学)
近年、運動生化学や運動分子生物学の研究手法を用いた研究が盛んに行われている。これらはとくにエネルギー代謝や組織構築に関与する生体物質の増減や変換など、生理的機能と密接に関係する物質に着目した研究である。たとえば、速筋線維と遅筋線維の収縮速度や収縮力などの生理的機能は、収縮タンパク質であるミオシン分子や調整タンパク質であるトロポニンやトロポミオシン分子のアイソフォームの違いなどから説明される。本書は、これらの現象を考えるうえで基本となる項目が簡潔にまとめられ、運動に関する生化学的問題点や方向性についてもその指針が示されている。
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