医学のあゆみ アトピー性皮膚炎の治療を網羅する 2024年 291巻1号 10月第1土曜特集[雑誌]
・長らくアトピー性皮膚炎(AD)治療の中心にあったステロイド外用剤は、長期使用による副作用が懸念され、適切な使用法の習得と副作用への丁寧な対応が求められてきた。
・近年、非ステロイド系外用剤やPDE4阻害薬が登場し、そして、中等症以上には生物学的製剤やJAK阻害薬が登場するなど、治療の選択肢が大幅に拡大した。また、光線療法も有効性が高く、漢方薬も西洋医学的治療の効果を高めるのに有用である。さらに、患者QOLを向上できる美容医療の活用も検討すべきである。
・このように現在のAD治療は多岐にわたる。本特集では、最新の知見に基づく治療戦略を網羅的に解説する。
■アトピー性皮膚炎の治療を網羅する
・はじめに
・ステロイド外用剤
〔key word〕FTU(finger tip unit)、プロアクティブ療法、酒さ様皮膚炎、皮膚萎縮
・意外と知らない“保湿”、基本の“キ”
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、保湿、スキンケア、モイスチャライザー、エモリエント
・アトピー性皮膚炎に対する漢方治療
〔key word〕漢方フローチャート、オフェンス漢方、ディフェンス漢方、痒み止め三兄弟、炎症止め三銃士
・抗ヒスタミン薬
〔key word〕抗ヒスタミン薬、補助療法、第二世代、非鎮静性
・タクロリムス軟膏
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、タクロリムス軟膏、ステロイド外用
・デルゴシチニブ軟膏
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬、デルゴシチニブ
・ジファミラスト軟膏
〔key word〕ジファミラスト、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)、cAMP(サイクリックAMP)
・アトピー性皮膚炎に対する光線療法
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、光線療法
・分子標的薬時代のアトピー性皮膚炎治療におけるシクロスポリンのポジショニング
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、シクロスポリン、免疫抑制剤、トラフ値、シトクロムP450 3A4(CYP3A4)
・デュピルマブ
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、デュピルマブ、出口戦略
・トラロキヌマブの有用性
〔key word〕トラロキヌマブ、リアルワールドデータ、眼合併症、顔面病変
・レブリキズマブ
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、IL-13、レブリキズマブ
・ネモリズマブ
〔key word〕ネモリズマブ、IL-31、痒み、アトピー性皮膚炎(AD)
・中等症〜重症アトピー性皮膚炎に対するウパダシチニブ治療のresponderを予測する
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、ウパダシチニブ、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬、responder、予測因子
・アブロシチニブ
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬、アブロシチニブ
・バリシチニブによるアトピー性皮膚炎治療
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、バリシチニブ、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬、IL-22
・アトピー性皮膚炎の美容問題
〔key word〕アトピー性皮膚炎(AD)、美容医療
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
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