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日本経済再生への超・具体的ロードマップ39! 世界的傾向に目を転じてみれば、グローバル化とデジタル革命が百花繚乱で、社会は激しく変化している。 にもかかわらず、日本の政治も行政も、そして大企業も昭和のレガシーを引きずり、保身に毒されたままなのだ。 彼らがいくら、「何とかなる」という楽観論、「何とかする」という根性論を掲げても、それで国がよくなるはずがない。 日本という国は政権交代くらいでは動かない。維新や敗戦のようなことがないと動かないのだ。 そういう構造的衰退国家・日本にあって、サラリーマンはどう備えるか。 徹底的に節税しながらセカンドビジネスで所得を増やし、 カネを節約して投資に回す以外に、老後をまともに過ごすことは期待できないかもしれない。 平均寿命の伸びによって、これからの「老後」は30年近い長さとなった。 しかし、制度は固定化し、仮に大きく舵を切ったとしても即効性は期待できない。 特に今の現役世代は国を頼るのではなく、 したたかに自分の身を守りながら、自分なりに楽しく幸せな人生をつくっていくことを考えたほうがいい。 はじめに(成毛 眞)第1章 「100%自己責任時代」が始まるーー日本はなぜ二流国になったのか第2章 縮小日本再興計画ーーイノベーションで革命を起こせ第3章 これからの日本をどう生きるかーーもう、学歴に価値はない第4章 縮小日本を救う処方箋ーー「自分勝手」が国、会社、個人を変えるおわりに(冨山和彦)
レビュー(17件)
自分勝手に生きることが社会を救う。
社会はボトムアップでしか変わらない。 政府の変化は、世の変化の後追いでしかない。 昭和的価値観を捨て、知のイノベーションを起こし、 好きな事をとことん楽しむ個人の集まりが社会を変える。 今までの常識が変わる良本です。
日本に住んでいる身分として経済成長が見込めない昨今、近未来に対する考え方・準備の勉強になりました。