福家さんには、全部お見通しなのね。
類稀な洞察力を駆使して
容疑者たちと対峙する警察官探偵
現代の倒叙ミステリを代表するシリーズ第5集
人気シリーズ文庫最新刊
東京駅を出発した新幹線の車中、殺人犯が同じ車両で乗り合わせた女性は警視庁捜査一課の福家と名乗る。目的の京都駅で逃げ切るまで、残り二時間ーー移動する密室内の攻防にタイムリミット・サスペンスの趣向を盛り込んだ日本推理作家協会賞候補作「東京駅発6時00分のぞみ1号博多行き」など全四編を収録。類稀な洞察力を駆使して容疑者たちと対峙する警察官探偵の活躍を描き、現在の倒叙ミステリを代表するシリーズに成長した〈福家警部補の事件簿〉第五集。
■目次
「是枝哲の敗北」
「上品な魔女」
「安息の場所」
「東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き」
レビュー(15件)
相変わらずの天然振りと、凄まじい洞察力が魅力的な福家さん。いつもと違うシチュエーションもあり、楽しく読むことが出来ました。短編で、すらすら読み易いです。毎回読み終わると、次が楽しみで楽しみで待ちきれません。
おすすめできない
そもそもこのシリーズは面白いと思ってないが、過去一番出来が悪いように感じた。 コロンボは言うまでもなく、古畑にさえ遠く及ばない。 「そんなところに目をつけるか」という驚きもないし、最後に観念させる時の決め手もないからカタルシスもない。手がかりだけは面白いように集まる。主人公はどこをどう分析したのか、まるで見てきたように全部当ててしまう。犯人はみんな隙だらけ。 次が出ても、もう買わないかも。 もっと本格的な倒叙ミステリーが読みたいなあ。