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発達障害研究と療育の第一人者で、ベストセラー『子どもへのまなざし』ほか、数々の育児書で知られる児童精神科医・佐々木正美氏の、はじめての人生幸福論です。 本書では、幸せで健康な人間関係の築き方を、著者自身の人生を振り返りながら、精神分析家エリクソンの乳児期に始まり、老年期で終わるライフサイクル・モデルをまじえて解説。8つの時期をどう乗り越えれば、幸福な人生を送れるのかを、明快に伝えます。子育て中のお母さんはもちろん、若者にも高齢者にも、自身の生き方をあらためて考え直すきっかけとなる一冊です。 [本書の内容構成] プロローグ 第一章 人は最後に「人生への感謝」を問われる --老年期 第二章 人間の生涯には八つのテーマがある 第三章 母に愛されて、こころが生まれる --乳児期 第四章 愛されながら、自信をはぐくむ --幼児期 第五章 遊びのなかで、挫折と成長を経験する --児童期 第六章 授業時間よりも休み時間に多くを学ぶ --学童期 第七章 仲間を鏡にして、自分を見出す --思春期・青年期 第八章 結婚に人生をかけ、価値を生み出す --成人期 第九章 過去と未来をつなぐ架け橋になる --壮年期 エピローグ プロローグ 第一章 人は最後に「人生への感謝」を問われる --老年期 第二章 人間の生涯には八つのテーマがある 第三章 母に愛されて、こころが生まれる --乳児期 第四章 愛されながら、自信をはぐくむ --幼児期 第五章 遊びのなかで、挫折と成長を経験する --児童期 第六章 授業時間よりも休み時間に多くを学ぶ --学童期 第七章 仲間を鏡にして、自分を見出す --思春期・青年期 第八章 結婚に人生をかけ、価値を生み出す --成人期 第九章 過去と未来をつなぐ架け橋になる --壮年期 エピローグ
レビュー(17件)
翌日、届きました。字も大きくて、文章も易しく、わかりやすいし、読み手にすーっと入ってきます。 先生はとてもやさしいご両親の下でお育ちになったということが伝わってきました。自分の母と同じ歳の先生、こんなに優しい人が戦争時にもいらしたのかと。。。心に染み入る「幸せは人間関係」と繰り返されていた。幼少時期、虐待を受けたり、愛着障害だったりした人にはちょっと厳しいかな、というのが素直な感想です。
とても良かったです。
誰にでも、しっかり理解出来るように書かれており、良かったです。他の本も、探してみたいです。
モンスターになってしまった大人たちへの本
「何で私の人生こんなになったんだろ?」 いつも不満を抱えていた私に会社の先輩が薦めてくれた本。幼児教育本を何で?と言う疑問は数ページ読んだらすぐに解けた。 これは子供だけでなく、生きるのに悩んでいるすべての大人達が読む本だ。多感な頃の中学生や高校生もこれを読めば、アイデンティティの確立も進むだろう。 佐々木先生の優しい語り口調と、難解な学術的論文を噛み砕いて説明してくれているので、万人が読みやすい。そして、精神的に問題を抱える日本人全員に警告もしている。私達はいつ優しさを、余裕を失ったのか?これを読むと、世界幸福度ランキングで日本人が下位を占める理由がすぐわかる。 貴方は幼い頃お母さんに十分に甘えさせてもらえましたか?共働き、過保護、右脳教育、すべてが間違っている。モンスターを造る前に、お母さん達に読んで欲しい。そして、願わずもモンスターになってしまった大人達にも読んで欲しいです。