小説は、読まれてはじめて完成する。
だから、たくさんの人に読んでほしいと思うのは、小説家の性。
でも、いいことばかりではありません。
誤読されたり、批判されたり、神様みたいに言われたり。
そんなとき、誠実に応え、自分の心を守って書き続けるための、《読まれ方入門》。
「小説を一生懸命書いて、誰かに読まれたいと願って、それなのにいざ読まれるとなると、辛いことも起こります。矛盾しているかもしれませんね。
わたしは、小説家という仕事には"読まれることそのものの痛み"がつきものなんじゃないかと思っています。
解釈されることは、傷を受けることだからです。」(「はじめに」より)
はじめに
第一章 本を出したらどうなる?
1 まったく売れていないようだ
2 誰にも読まれていないようだ
3 じわじわ読まれはじめたら?
4 文壇で評価される/されない
5 読者に理解される/されない
よもやまばなし1
第二章 読者との理想的な距離感
1 誤読されたら
2 読まずに批判されたら
3 ファンがアンチになったら
4 ファンがストーカーになったら
5 作品と作者は別なのか?
6 社会問題を小説に書くこと
7 二次創作はありか?
よもやまばなし2
第三章 批評との共存の仕方
1 冷笑されたら
2 なぜ論理のない批評に傷つくのか
3 圧のあるベテラン小説家になったら
4 誤読されたら
5 なぜ誤読に傷つくのか
6 間違いを指摘しにくいと思ったら
7 差別されたら
8 なぜ差別に傷つくのか
9 批評が嫌いになりそうになったら
10 小説家が差別するとき
よもやま話3
第四章 ファンダムと生きてゆく
1 作者=神になったら
2 作品ごと軽蔑されたら
3 ファンが批評を叩いていたら
4 思想は隠してと言われたら
5 「あなたが推しです」と言われたら
おわりに
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