父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。
プロローグ 経済学の解説書とは正反対の経済の本
第1章 なぜ、こんなに「格差」があるのか?
──答えは1万年以上さかのぼることになる
第2章 市場社会の誕生
──いくらで売れるか、それがすべて
第3章 「利益」と「借金」のウエディングマーチ
──すべての富が借金から生まれる世界
第4章 「金融業」の黒魔術
──こうしてお金は生まれては消える
第5章 世にも奇妙な「労働力」と「マネー」の世界
──悪魔が潜むふたつの市場
第6章 恐るべき「機械」の呪い
──自動化するほど苦しくなる矛盾
第7章 誰にも管理されない「新しいお金」
──収容所のタバコとビットコインのファンタジー
第8章 人は地球の「ウイルス」か?
──宿主を破壊する市場のシステム
エピローグ 進む方向を見つける「思考実験」
レビュー(363件)
大人の私には分かりやすくて面白かった。中2の娘には難しくて何度か寝たそうです。
経済のお話を哲学者や偉人の言葉、有名な映画や古典文学、神話などを用いて興味が持ちやすいように書いてあります。 地球温暖化、自然破壊についても経済と深く関与するのかと考えると、もっと自分の頭で物事を考えるようにしなくてはと思ったり。 高校生くらいの頃に読みたかった気もする反面、今だからこそ響くのかもしれないなとも思います。 一度読んで終わりにせず、これから何度も読み返して投資や生活において意識し続けたいなと思います。 面白くてどんどん読み進められますが、しっかり読み応えもある本だと思います。
娘と共読
娘と読むのに購入しました。 実物は本屋で見つけました。
残念
内容が少しわかりにくく、結論が出てないまま終わるのでスッキリしません。
少し 読みにくいです。
翻訳もののせいだと思いますが、文章が、少し回りくどい感じがします。