電子書籍限定にて連載した『このミステリーがすごい! 中山七里「いまこそガーシュウィン」vol.1〜4』、待望の書籍化です!
アメリカで指折りのピアニスト、エドワードは、大統領選挙の影響で人種差別が激化し、変貌しつつある国を憂い、音楽で何かできないか模索していた。
そこで、3カ月後に予定しているカーネギーホールでのコンサートで、黒人音楽を愛した作曲家、
ジョージ・ガーシュウィンの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」を弾くことを思い立つ。
しかし、マネージャーがガーシュウィンでは客を呼べないと反対したため、
ショパン・コンクール中に演奏で人命を救い、一躍有名になった男、岬洋介との共演を取り付けることにした。
一方、新大統領の暗殺計画を進めていた〈愛国者〉は、依頼主の男から思わ提案をされーー。
音楽の殿堂、カーネギーホールで流れるのは、憎しみ合う血か、感動の涙か。
どんでん返しの帝王が放つ、累計168万部突破の音楽シリーズ最新刊!
レビュー(85件)
岬洋介シリーズは好きなので新刊出ると買いますが、巻を重ねるごとに岬さんに人間臭さがなくなって聖人君子みたいになってるのが物足りない。舞台装置に過ぎないかんじ。直近の政治ネタを使うのも生々しすぎて食傷気味。エンタメに政治色は求めていない。
安定の岬洋介シリーズ。今作は、いつものクラシックを離れて、ジャズ!岬のかっこいい登場シーンがあり、演奏描写は最高で、キャラものとして本当に楽しく読んだ。
音楽の意義とピアニシズム(*^ー゚)
秀作で、決して悪くはないけど、なんとなく物足りなさが…(^^; 岬洋介の名探偵ばりの推理が少なく、中山氏お得意の大どんでん返しがライトフライ級で、個人的に消化不良気味(^^;))) でも音楽の素晴らしさや、岬の揺るぎないピアニシズムには感銘を受けました(←おそらくココが肝?) アメリカの社会情勢を絡ませたところは興味深く、なかなか面白かったです。次回はモスクワでチャイコフスキーだそうですが、こちらも楽しみ(^.^)