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闘蛇と王獣。秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天を舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。傑作大河物語巨編、大いなる結末へ。(講談社文庫) 懸命に生きた人。小さな、けれどいとおしい一瞬の輝き。 傑作大河ファンタジー巨編、慟哭と感動のクライマックス! 闘蛇と王獣。秘められた多くの謎をみずからの手で解き明かす決心をしたエリンは、拒み続けてきた真王(ヨジエ)の命に従って王獣を増やし、一大部隊を築き上げる。過去の封印をひとつひとつ壊し、やがて闘蛇が地を覆い王獣が天に舞う時、伝説の大災厄は再びもたらされるのか。
レビュー(317件)
ヒトとケモノの一つの生末
ヒトと交わった獣は本来の姿に戻ることはありえない。それでもこの先の接触を断ち切る手段はあると、決断した主人公の覚悟が凄絶に過ぎる。それでもなお遺志を継いだ彼が獣を好きでいることが悲しくも美しい。
おすすめ
ワクワクします。時間を忘れてしまいます。おすすめです。
とうとう終わってしまうかと思うと寂しいです。何度も読み返してしまいました。他の作品も気になります。
面白く読んだ
ある、お医者さんに行った時、久しぶりに読み返したら、また、読みたくなって 買いました、今度は、あげないで取っておきます。
獣の奏者
出張中に電車内で女子高生がハードカバーの本を立ち読みしているのを見かけました。 そこまでして読む本なら子供(高校生、中学生)にどうかと思い、電車を降りた足で、本屋へ直行。 ネットで調べたらアニメもあるらしいと。しかし、5年以上も前のこと、再放送も無いようで残念。 でも、そのおかげで”守り人”には間に合いました。