盲目のピアニストが殺人事件の容疑者に?
友人のピンチに天才ピアニスト・岬洋介が駆けつける!
累計175万部突破の“音楽ミステリー”シリーズ! 友人のピアニスト・榊場を助けるため、岬洋介が活躍する『おわかれはモーツァルト』が待望の文庫化です。
盲目ながらショパン・コンクールで2位に入賞したピアニストの榊場隆平は、クラシック界の話題を独占し人気を集めていた。しかし、「榊場の盲目は芝居ではないか」と絡んでいたフリーライターが銃殺され、榊場は一転犯人として疑われることに。そんな友の窮地を救うべく、榊場と同様、ショパン・コンクールのファイナルに名を連ねたあの男がやって来て……。
レビュー(53件)
まだ若い主人公が最高にいいです。思いやりと探偵力と頭の良さ!おまけに音楽の才能もあるなんて。こんな人と友達になりたいです。
中山七里さんのこちらのシリーズは音楽とミステリーの配分が絶妙でいつも楽しく読ませてもらっています。 とはいえ、前作がたたみ掛けるような構成で一気読みしてしまったのに比べ、今作は比較的アッサリ目だったように思いました。
このシリーズはすべて読んでおり、まだ途中ですが、楽しく読み進めております。
妻へのプレゼントです。いつも早い対応に満足しています。
全盲というハンディを乗り越えてプロのピアニストとなった男性のことを「実は目が見えているのだろう」などと中傷していたタチの悪いフリーライターが何者かに殺された、という設定で物語が展開していきます。金をせびる目的でデタラメな噂を流す人間も勿論悪いけれど、それを信じて拡散する人達にも問題があるのでは、というのが作者の考えのようです。その心理が「論理的に深く考えるよりデマに乗って騒いだ方が楽だし、正しいことをしているみたいで気持ちいいから」と分析されているのが印象に残りました。