ルーカスが「サーガ」で描いた銀河系とは?本書の第1部では、「ルーク三部作」と「アナキン三部作」の特徴と連続性について考察。ライトセーバー戦やクローンやドロイドの兵士の意味合いの読みの可能性、そして、スピンオフ作品についても、クローン戦争を扱ったアニメやイウォーク物について触れてある。第2部では、この作品がアメリカ産でしかも七〇年代に着想されたという原点に立ち返り、「共和国」として始まったアメリカにとっての「帝国」の意味、「循環する世界」やエコロジーの発想がどうつながるのか、「西部」というルーカスが育った土地が与えた世界像を探り、「戦争」をし続けてきたアメリカとサーガとの関連をも考察する。戦争の前線に兵士を派遣する戦争国家としてのアメリカの現実が反映された「スター・ウォーズ」像をあぶり出す!
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