トッカンvs勤労商工会
発売日
: 2013年02月22日頃
著者／編集
: 高殿円
出版社
: 早川書房
価格
: 836
ISBN
: 9784150310974
- 73
- 3.8
京橋中央税務署を揺るがす大事件が発生した。あの、悪質な滞納者から隠し財産を差し押さえまくり“京橋中央署の死に神”と恐れられる、特別国税徴収官（略してトッカン）の鏡が訴えられるかもしれない。しかも背後には、税務署の天敵・勤労商工会のお抱え弁護士がついていた。鬼上司のピンチにぐー子（トッカン付き徴収官）が立ち上がる！面白くって、ためになる、大好評の税務署エンターテインメントシリーズ第２弾。
レビュー(73件)
一冊目が面白かったので、二冊目を買いました。これも面白かったです。
税務署vs弁護士
今回は税務署である公務員が、市民から訴えられ話です。部下が上司を思いやる場面ありと、前作とは異なる主人公の成長が所々に現れます。
初めて読む作家です。ドラマは見ていません。官僚といはいえ、フツーの女の子の苦労する姿に微笑ましさを覚える、軽いタッチの作品だと思いました。女性作家ならではの視点で時流も反映されており、現代の小説だなあという感じです。
自分用
シリーズ物で前作がよかったので、購入してみました。
一作目と同じくらいに秀作でした。。二作目には「人」の心の寂しさを表現しようとの試みを感じました。。一作目をちゃんと読んでから二作目を読むことをお奨めします。